はじめに
ポケモンマストドン(ポケマス)2024年版アドベントカレンダー(1枠目)12月18日担当のびぃとさんです。今年はどうしようかと思っていたのですが「なんかやる」と一コマ取っておいて、やっぱりやることにしました。
古参ですので過去にもアドカレに投稿しています。
- 2018年のアドカレ①「ジョーンズ博士 旅日記」。※太古の昔にジオシティーズでやっていた二次創作をサルベージ。現存せず。
https://pokemon.mastportal.info/statuses/101223042102004661 - 2018年のアドカレ②「ポケマス忘年会2018in池袋ざっくりまとめ」
https://togetter.com/li/1298890 - 2019年のアドカレ「ポケマス忘年会R1ざっくりまとめ」
https://togetter.com/li/1443021 - 2020年のアドカレ「色違いラプラスを調査した件」
https://mastportal.info/7907 - 2021年のアドカレ「ポケモンGOの愉しみ 地図を塗っていくこと」
https://newgame.life/pokemon/blog/3123/ - 2022年のアドカレ「ポケモンGOの愉しみ GO写」
https://newgame.life/pokemon/blog/6792/ - 2023年のアドカレ「Caroさんの思い出。」
https://newgame.life/pokemon/blog/7688/
今年のテーマは…
何にしようか考えあぐねていました。ポケプラクイックのマホイップを買ってきてリペイントするとか、去年から作りかけのチャデスの立体を完成させるとか、お気に入りのポケモンGOのポケモンを紹介するとか。
結局、これ↓にしました。
本日より新CM公開!思い出のポケモンと新たな冒険に旅立とう!「ポケモンレスキュー」活動開始 ※2017年11月24日公開のプレスリリース
Story of Pokémon Rescue ※プレスリリース内の動画は公開終了していたので個人で保存している動画へのリンクです。
みなさんも覚えておいででしょう。2017年11月「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」発売と合わせて、「ポケモンバンク」の活用例として大々的に宣伝された「ポケモンレスキュー」。当時は移行に必要なゲーム機が足りないお子様たちのためにポケモンセンター(実店舗)でレスキューイベントがあったりもしました。7年前です。ポケマスが開設された年です。
あの頃はポケモンバンクでアローラ地方に連れてくるの(後にパラレルなORASホウエン地方も)がゴールでしたが、時は経ち、ゲーム機も世代交代。スマートフォンとも連動したユーティリティとしてPokémon HOMEが登場。ポケモンの世界も広がりガラル地方、ヒスイ地方、BDSPのシンオウ地方、パルデア地方へ旅に出ることが可能になりました。来年にはどこかのカロス地方にも行けるようですね。
そこで、ゲーム機の実機・ゲームソフト・Wi-Fiネットワークを駆使して令和のポケモンレスキューを敢行し、何が必要なのか何が出来ないのか記しておこうと思います。
用意するもの
2024年12月現在、バーチャルコンソールではなく実際に各世代を渡り歩くことが出来る一番古い世代は第3世代。ゲームボーイアドバンスのカセットです。ホウエン地方が舞台のルビー・サファイア・エメラルド(RSE)とゲームボーイの初代リメイクであるファイアレッド・リーフグリーン(FRLG)が当てはまります。御三家とか伝説のポケモンを連れてくるのが絵的に受けるのかもしれませんが、ドーブルを連れてきます!理由?好きだからです。
後から気付きましたが、ドーブルはガラル地方に入れないので第8世代はスルーですね。
ゲーム機;今回は、
〇ゲームボーイアドバンスSP (「ボクらの太陽」同梱 ジャンゴレッド&ブラック)
〇ニンテンドーDS Lite (エナメルネイビー。日本限定色。1年余りで生産終了になったレア色)
〇ニンテンドーDSi (ブラック)
〇Newニンテンドー3DS (ホワイト。天面のきせかえプレートはたけまるさんから購入したブラック。バッテリーパックは台湾製の3倍でかいやつを装着)
〇Nintendo Switch Lite (コーラル)
を用意しています。この中ではDSiを省くことが出来ます。しかしこのラインナップの中でいちばんスマートなのはDSiなので引っ張り出してきました。カメラ内蔵、SDカードスロット搭載、「プレイやん」を買わずとも携帯音楽プレイヤー化、現在の「ニンテンドーeショップ」につながるダウンロード販売プラットフォーム「ニンテンドーDSiショップ」の存在意義も大きかったです。ヤバい。DSiの話に脱線してしまう。この子には今はヴィレッジヴァンガードで買ったステッカーを貼っていますが、最初はApple社のiBook SEを買ったときに付いていた白リンゴステッカーを貼っていました。
ゲームソフト;自分も古参。基本的にすべての世代を渡り歩いてきたプレインズウォーカーですのでいろいろ持ってはいますが、一応ドーブルをアドカレ公開日までにパルデアまで連れてくる、ということで、
〇エメラルド
〇ダイヤモンド
〇ホワイト2
〇ポケムーバー
〇ポケモンバンク
〇ムーン
〇Pokémon HOME
〇バイオレット
を使います。
これから全くの新規でポケモンレスキューに取り組む場合の大きな障壁は、2023年3月28日(火) 9時でニンテンドー3DSシリーズのニンテンドーeショップがサービス終了しているため「ポケモンバンク」そして「ポケムーバー」が入手出来ないということ。中古のニンテンドー3DSシリーズを入手する際に、ポケモンバンクやポケムーバーがDL済みか確認することが重要なポイントとなっています。そして中古品の場合、ニンテンドーネットワークIDとパスワードが分からないことが想定されます。ここの対応策は不明です。
エメラルド
第3世代のゲームカセットでは、エメラルドでしかドーブルに出会えません。忘れていたので検索して調べました。バトルフロンティアの「アトリエのあな」に野生個体が生息しています。
電池交換していません。しかしドーブルに会うために時計機能はいらないので続行します。
ドーブルしか出現しないようですので出会うのは簡単。色違い狙いはしません。GBASPの画面は肉眼ではまだ大丈夫ですが撮影するとかなり辛いですね。
ポケモンレスキューで過去作から送り出すときの基本単位が6体であることが多いので、ここで6体捕獲してレポート。この画面はDS Liteの画面直撮りです。発色は鮮やかですが粗いですね。
ダイヤモンド
第3世代から第4世代へ時間と空間を不可逆的に渡るには、ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteのダブルスロット機能が必要になります。DSiでは廃止されました。自分は初代DSのデザインがかっこ悪いと思っていて当時買いませんでした。そのままでLiteが発売されなかったらポケモンを卒業していたと思います。Liteが出たのでダイヤモンドを買いました。以降ずぶずぶですね。
奥側にDSのゲームカードのスロット、手前に、カバーを外すとGBAのカートリッジを挿せるスロットがあります。ダブルスロット機能は旧作のポケモンを連れてくるだけでなく、その組み合わせで通常で出ないポケモンが野生で出現したり、アクセサリーや背景画像をもらえたりする要素があります。自分はファイアレッドとルビー、パールを持っていないのでダブルスロットの恩恵を完全に享受することは出来ません。
殿堂入り後に行ける221ばんどうろにある「パルパーク」を目指します。
パルパークは、ダブルスロット機能で連れて来た6体のポケモンを、パークボールを使って「取り戻す」ショーを観客に見せて、そのスコアに応じた景品をゲットする場所です。
パークボールは必中です。6球投げたら終わり。捕獲ショーが終わるとサファリゾーンの終わりの時のように施設内に強制移動です。
2,080点は低いです。景品もチーゴの実…。
すんなりとドーブルが6体、ホウエン地方からシンオウ地方にやってきました。マタニティキャットではありません。
ホワイト2
第4世代から第5世代へ時間と空間を不可逆的に渡るには、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DSシリーズの実機が2台必要になります。Wi-Fiではなく実機のワイヤレス通信機能を使うのですが、お友達が居ないみなさんはもちろん2台以上持っていますよね?今回は、ダイヤモンドが入ったDS Liteと、ホワイト2が入ったDSiを用意しています。
ちなみにBWシリーズはホワイトとホワイト2を持っています。ゼクロムが欲しかったのでホワイトを買いました。ホワイトを買ったので素直にホワイト2を買いました。
今度の目的地は「シフトファクトリー」です。直接「そらをとぶ」では行けません。近くにあるホワイトフォレストから徒歩移動です。なんでしたっけ、白の樹洞。
シフトファクトリーでは、第4世代のソフト(ダイヤモンド・パール・プラチナと、ハートゴールド・ソウルシルバーもこの機能に対応しています)と第5世代(ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2)を繋ぐ「ポケシフター」という遊びをすることになります。
ニンテンドーDSの「ダウンロードプレイ」を使い、第4世代の本体にポケシフターのミニゲームアプリを送り込み、第4世代側で遊びます。
シンオウ地方からイッシュ地方へ帰らぬ旅に赴くドーブル達です。
タッチペンまたは指で下画面のアーチェリーを使いモンスターボールを放ち、上画面の茂みの中を行き交うポケモンを制限時間内に捕獲する遊びです。
写真を撮りながらで時間がかかり、制限時間内に6体捕獲出来ず Time Up です。ここで「本当によろしいですか?」に「いいえ」を選べばやり直せたのかもしれませんが、もういいやと思い、「はい」を選びました。
ってことでまたポケシフター。必ず6体セットしなければいけないためマスキッパ(大好き)を2体追加しました。
今度は全部捕獲。レポート書き込み終了で第4世代側のマシンは終了。シフトファクトリーに戻ります。右下にスコア表示がありますが、なぜかニキシー管っぽいグラフィックで描かれており一体誰の趣味なんだろうかと首を傾げます。
超テンションの高いアンドリュー・パーク博士の話が終わると終わりです。ホウエン育ちのドーブル達がイッシュ地方までたどり着きました。
ところで下画面のCギア。ポケモングローバルリンクの終了(2014年1月14日)に伴いスキン(壁紙)の変更が出来なくなりました。自分が最後に選んだのはメロエッタです。このデザインはポケモンじゃないだろ?って思うのですが可愛いので選びました。
ポケムーバー
さて。ポケムーバーは、2013年12月25日(水)に年額使用料500円でダウンロード専売開始、2023年3月28日(火)にニンテンドー3DSシリーズのニンテンドーeショップがサービス終了して以降は無償で使えるユーティリティソフト「ポケモンバンク」を購入済みのユーザだけが追加ダウンロード可能なツールです。その機能は、
〇ニンテンドー3DS用バーチャルコンソールソフト「ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタルバージョン」と「ポケットモンスターブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2」から「ポケモンバンク」へポケモンを移送する
以上。もうこれまでの作品みたいなエンターテインメント要素はありません。強いて言えば、たくさんポケモンを移送するとポケモンバンク内でポイントが貯まって第6世代、第7世代、それからパラレルワールドのホウエン地方であるオメガルビー・アルファサファイアでポイントを活用することができる、くらいです。ではサクッとやっちゃいましょう。
そうでした!ポケムーバーでバンクに移すためにはポケモンを「ボックス1」に集めないといけないんです。んではあらためて。
ボックス1の中に入れたポケモンは全部バンクの「転送ボックス」に運ばれます。帰って来られませんのでよく考えて。今回はもちろん「はい」です。
ホワイト2のボックス1にいた全てのポケモンが、ポケムーバーでポケモンバンクに転送されました。
ポケモンバンク
ということで今度はポケモンバンクです。バンクは元々1年単位で有料のユーティリティソフトです。かつては課金に関するメニューが存在してましたが今は無料期間という扱いになっており、残り日数がバグっています。これはあらかじめ任天堂からリリースがあったものなので使用に問題はありません(※株式会社ポケモン「サービス無償化における注意事項」)。
ところで、この人は管理人のアズサさんです。自分はゲームキューブ用ソフト「ポケモンボックス ルビー・サファイア」を持っていないのでここで初対面でした。かなり杉森健さんテイストのキャラクターですが、どうなんでしょう?識者。
ポケムーバーでイッシュ地方から転送ボックスへ送られたドーブルたちは、ムーンのボックスで引き取ります。
このポケマイルポイント、ほとんど使ったことがありません。どのソフトで何に使うのが一番効率がいいのでしょうか。
はい、転送ボックスから運んでレポート書いて終了。シンプル。しかし、ニンテンドー3DSをインターネットにつないでの作業、動きはややもっさりなので回線落ちなどしたらどうしようかと久しぶりに触ってみた今もヒヤヒヤしますね。
ボックス名がVivillonなのは、この世代でビビヨン集めをしていたときの名残りです。このボックスにいた子たちはすでにHOMEに行きました。
そしてこの時、「ドーブルはカロス地方には行けたじゃん。もうダメじゃん!」と気付きました。ポケマス(mastodonの方)の皆さんはご存知でしょうけれど、ポケットモンスターシリーズのマイナンバーと言えるユーザIDが、第6世代(X・Y)から第7世代(サン・ムーン)になる際、5桁から6桁に増えたのです。なので、同じ3DSのゲームカードであっても一方通行の移動しか出来ないです。第7世代に移行する際に内部情報として1桁付与されるのでしょう。ちなみにパラレルワールドの第3世代、ホウエン地方が舞台のオメガルビー・アルファサファイアもIDは5桁ですので、アローラ片道切符になります。
ムーン
初めて「ぜんこく図鑑」を廃止した「ポケットモンスター サン・ムーン」。自分は結局サン/ムーン/ウルトラサン/ウルトラムーン全て持っていますが、図鑑を完成させているのはこれだけだった気がします。サンはストーリーはクリア。ウルトラサンは繁体字でプレイしていてこないだ数年振りにストーリーを進めてグズマさんに勝ったところ。ウルトラムーンはフリーザーの前でレポート書いて色違いじゃなかったらリセットみたいな状態です。
あと、BWのハイリンクの森以降、受け取っていないポケモンが貯まりに貯まっています。アローラでも配達員のお兄さんを何年も立たせています。個体値なんて考えずに受け取らないとそのまま消えそうですよね。
ムーンで開くとVivillonボックスはメタリック仕上げだったようです。ちなみにスタンプ帳は11/15までしかありません。残りってバトルツリー関係でしょうか?
アローラ地方には、と言うよりここのボックスに、わざをスケッチして引き継がせたい古のドーブルがいるのでしばらく滞在予定。ハートのウロコが足りないので、しまキングとランチして来ます。
本当に奢ってくれます。アセロラちゃんかわいい。そして今回も登場したリュウキ、君は一体何者?
Pokémon HOME
Pokémon HOME(ポケモン ホーム)は2020年2月12日(水)に配信を開始したNintendo Switch、スマートフォン (iOS, Android) 用の、ポケモンをインターネットを通じて専用サーバーへ預けることができるユーティリティソフトです。現行の一番多機能なユーティリティですのでここで書くよりも詳しいことは公式サイトの説明をご覧いただく方が良いです。
HOMEに送ることが出来るタイトルは、
〇ポケモンバンクに連れてくることが出来るもの(RSE・FRLG・DPPt・HGSS・BWB2・ARサーチャー、VCの赤緑青黄・金銀クリスタル、SM・USUM、XY、ORAS)
〇ポケモンGO
HOMEに預けたり連れ出したり出来るタイトルは、
〇Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ
※他の作品に連れ出したらカントーに戻れません。LPLE間のみ行き来が可能
〇ソード・シールド
〇Pokémon LEGENDS アルセウス
〇ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
〇スカーレット・バイオレット
この中でも、解禁されていない種類や「すごいとっくん」実施レベル、そのタイトルの主人公がまだ捕まえていない準伝説ポケモンなど、こまごまとした制限があります。その辺は公式サイトよりも詳しいポケモンWikiなどご覧ください。また、バンクからHOMEへのひっこし機能は「プレミアムプラン(有料)」加入が必須です。30日、90日、365日の3パターンがあるので必要ならばご検討を。自分は365日です。
HOMEにはゲーム的な機能はありませんが、図鑑を埋めたり、特殊な条件を満たしたポケモンを預けたりすることでの実績解除が(主にスマートフォン版で)ハチャメチャにあります。自分はほとんど達成出来ていないです。古い段階で全種類登録達成して500年前のマギアナを貰った以外はなかなかしんどいです。色違いメロエッタを貰うのもまだ先のこと。
操作ログもある程度見られます。これは2024年11月25日(月)・26日(火)に行われたれぃさん主催のグループ交換会の記録が表示されています。
HOMEでも、預け入れなどの実績に応じたポイントが貯まる仕組みがあります。ポイント制が導入されているどの作品でもポイントの交換が可能ですが、LPLEはその仕組みが無いので上の画像でアイコンが黒くなっています。
さて。ドーブルを連れて来ようと思いましたら、12月3日(火)に初実装されたヤバチャとポットデスをポケモンGOから転送したのを引き取っていなかったということで、先にそっちを処理。
ようやく3DSからHOMEへの不可逆的な転送の時間となりました。この画面にある「ニンテンドー3DSが無い」場合については後述します。
で、「かがくの ちからって すげー!」をより実感出来るようにもう一手間かけてみます。スマートフォン版のHOMEとポケモンバンクを使った転送を行います。
マイルームの画面下、㊂みたいなメニューボタンを押して、⚙️設定を押します。真ん中あたりの「ひっこし」を押すと工程が始まります。
不可逆的な移動なのでとても強調した警告画面が出ます。良いと思います。あと移行作業中HOMEが使えないという警告も出ますが、ポケムーバーやポケモンバンク内での転送と比べると速いですし引越し中にHOMEをさらに弄ってなんかするという状況は通常考え難いです。そして、ひっこしパスワード発行の手前まで進めたら今度は3DSでの工程です。
アズサさんの出番。インターネットにつながる場所でポケモンバンクを起動、「Pokémon HOMEへのひっこし」を選びます。
3DSの方でもSwitch環境への片道切符なので警告が出ますが、技術的な問題でしょう、フローティングウインドウは出ず、本当は1画面に収まるのに説明を読むという体で画面をスクロールさせて初めて「はじめる」ボタンが表示されます。
今回もボックス単位での移動ではありますがポケムーバーの時と違い、ボックス1固定ではありません。「バンク3」をHOMEに送ります。ドーブル6体と、ポケシフターでミスった時に追加したマスキッパと、ケロマツ!?
実は、マスキッパ2体のうち1体は親が自分じゃなかったのでアローラ地方に滞在することになりました。孵化余りマスキッパをくれた「にこれった」さんって、どこの誰なんだろう。どうしているのかしら。
ちなみにケロマツは自分がアローラで孵化厳選していた余りです💦
さて、HOMEに戻ります。HOME側で生成される「ひっこしパスワード」を有効時間である3分以内にバンクのパスワード入力枠に転記します。3分もあれば余裕なのですが⚠まで出されると焦りますよね。
で、1分もかからずHOMEへの転送が終わり簡潔な「Pokémon HOMEへ ようこそ!!」が表示され、ここで出来る作業は終了です。
HOMEのボックスに表示されています。しかしまだ完了ではありません。スマホのHOMEは終了、SwitchのHOMEを起動してみましょう。
HOMEでの迎え入れ(ちょっと嬉しい言葉選びですね)はパターンが選べます。きちんと整理されている人でないと隙間にどんどん入れていくパターンは肝心のポケモンを探すのが大変。ここで「ボックス整理」をしだすときりがないです。ということで「ボックスそのまま」を選択。
こうして、20年前に発売された「ポケットモンスター エメラルド」のホウエン地方で捕獲したドーブル(とその他)が2022年発売の「ポケットモンスター バイオレット」のパルデア地方に行けるようになりました。
※Pokémon HOMEがポケモンSVに対応したのは2023年5月。また、ドーブルが出現するDLC『ゼロの秘宝』「後編・藍の円盤」に対応したのは2023年12月14日のことです。
バイオレット、そして…。
えー、結論から言いましょう。自分が目論んでいたことは失敗しました!デイリーポータルZの記事みたいなオチです。全ては初めにドーブルを選んだ自分の所為です。
実はエメラルドで捕獲した際に「どろかけ」をスケッチしてしまったドーブルがいたのですがアローラ地方までは問題無く来れていましたので、スケッチ技は大丈夫なのだろうと思っていました。しかし、HOMEのボックスからバイオレットに持って行ったときにわざレコードのアイコンが!?それもまあ「キングシールド」があるからだろうと思っていたところ、これです。
違った。
スケッチ1個以外全没収!「わざを思い出す」も無効でした。HOMEの公式サイトでも「ポケモンのわざについて」というページを置いていますがドーブルのことまでは書いていませんし。
初回はれぃさん提案で11月実施済み。今回はハゼさん提案で来週あたり開催予定の、スマホ版HOMEを使った「クリスマスグループ交換会」で提供しようと思って♂♀で2パターン6体用意していたのがこの技構成のドーブル。♀はトーチカ/ニードルガード/キングシールド/タマゴうみ。♂がハッピータイム/てをつなぐ/おいわい/プレゼント。♂の方なんかパルデアで全部実装済みの技なのに…。6体ともアローラチャンプリボン付きです。
ケロマツはこんな感じ。ヘビーボール。どくびし/こころのめ/みずびたし/ほごしょく。
そして念のためブリリアントダイヤモンドへの移動を試みたところ、やはりスケッチしてきた全てのわざが抹消、「スケッチ」のみになります。そもそも第4世代では未実装のわざも多いのでダメもとでしたが「わざを思い出す」も無効でした。
おまけでヒスイ地方へマスキッパを連れて行くとどうなるかというとこんな感じです。マスキッパは別に技をどうこうしていないので、コトブキムラの写真屋で写真を撮ってヒスイリボンを付けたり、BDで何かしたらいいっちゃあいいんですが。
おわりに
ということで隙間時間で半月かけて徒労に終わるというお話。いや、徒労は言い過ぎですけどこうしてやってみるとかなり大変です。実際ポケモンバンクからHOMEへの引っ越しは3年ぶりくらいにやりました。ポケシフターやパルパークはもっと久しぶりだったはずです。で思ったのが、ニンテンドーネットワークIDのパスワードなんて本体に記憶させているから覚えていないですし、ゲーム機本体の経年劣化や充電池の膨張、ゲームカードの接触不良等、20年も前のゲームと連動しているという奇跡(あるいは暴挙)はもう長くは持たないなということ。以前から読み込めないオメガルビーだけでなくアルファサファイアも読み込みが怪しい感じなのが判明し、USB-typeA~3DSの充電ケーブルが断線しているのも分かりましたし、本当のタイムリミットは近いな、と。2025年中には任天堂の新型ゲーム機が出るようです。Pokémon LEGENDS Z-Aも発売予定ですね。そうなるとその翌年、2026年内にはバンクのサービス終了が来るのではないでしょうか。現在の環境に連れて来たいポケモンがいる人はやはり早めに動き出した方が良いと思います。
長々と駄文をご覧いただきありがとうございました。明日12月19日はビール大好きナエトル大好きヨリハラさんがご担当です。お楽しみに!
追補編
Pokémon HOMEのところで「ニンテンドー3DSが無い」場合については後述します。と書いていましたが、忘れていました。
確認しましたので追補編として書き加えます。
3DSが無い(壊れた、失くした)、或いはちまちまとポケモンを移動させるのが億劫な人向けの、最終手段みたいなものでした。
現在私たちが使っているニンテンドーアカウントは、2016年に最初は「マイニンテンドー」のサービスやアプリ「Miitomo」(※2018年サ終) のために導入されたユーザーアカウントシステムです。その前はニンテンドーネットワークID(NNID)というものをWii Uと3DS向けに使用していましたね。
これは、ポケモンバンクを使用していたときのNNIDをニンテンドーアカウントと連携していた場合は、たとえバンクを使える3DS本体が無かったとしてもサルベージして全部HOMEに連れて来ますよ、というものです。当然ながらNNIDとニンテンドーアカウントの連携を過去に行っていなければこの手は使えません。自分は連携させています。この手段は使いません。誰か試してみたらどんな挙動だったか教えてください。