第一回ポケマスリーグ部 ~チャンピオン視点~
第一回ポケマスリーグ部のチャンピオンのぬと申します。リーグ部において使用PTと当時の思惑について記載致します。
予選での自分の考え。
このような身内大会は…
「超強いポケモンばかりで固められたPTは出てこない」
「一方で超強いポケモンは徹底的にメタられる」
なので、俺の考えが間違っている前提でダブルで超強いポケモンを使うことにしました。守る見切りを貫通してバフを無視できる急所攻撃を多段ヒットさせられるウーラオスです。
また、タイプを統一して優勝したらかっこいいかもと考えた為、かつて”限界雨”(雨による制圧力をとことんまで高めた構築)といわれ猛威を振るったPTをルールにフィットするように模倣しました。そして水タイプを選択しました。
※努力値配分メモを紛失しました。
ペリッパーとニョロトノで雨を降らし、そのまま殴る構築です。雨ハチマキイダイトウのウェーブタックルでなぎ倒していくのは爽快でした。タイプ相性をものともせず半減であっても一撃で沈める火力はロマンの塊でした。この火力さえあればどんなポケモンも沈められる…そう思っていた時期がありました。
天敵も当然存在し、水技を半減で受けることができ、かつ高耐久高火力を誇る重戦車タイプ”タケルライコ”のことです。
12戦中3戦もマッチングし、当然のように活躍されました。他の人に勝てば良い、と考え割り切っていました。
結果は9位。上位8人までが決勝トーナメント進出というルール。
あと少しだったなぁという気持ちでしたが上位組にタイプ被りが生じ、かつ水タイプが上位に存在していなかったため、繰り上がりで決勝トーナメントへ進出することが出来ました。
決勝トーナメントへ
俺は限界雨のような”超高火力PT”が好きですが、レーティングバトルにおいて第6世代以降自分なりに納得のいく結果を出すことが出来た構築は全て“搦め手変態PT”でした。
「自分のしたいこと、やりたいことをしよう。でも優勝もしたい。」
そんな欲張りの願いを叶えられるようなPTを作るべく、以下の行動をとりました。
①当時のTLを見る。ヒントが隠れているかも。
②参加者一覧を見る。ヒントが隠れているかも。
とにかく情報収集に努めました。一発勝負なので下調べは大事。一発勝負なので幅広いPTに対応できなければならない。メジャーポケモンを”天敵”としてはならない。”限界雨”を選択肢から削りました。
そして自分なりに考えたPTを育成したところ、俺は”水タイプ代表”として決勝トーナメントに進出しているのだという感覚に陥りました。気づいたら同じ水タイプで参加したけんちゃん、こげまる氏を仲間と錯覚しており、ならば…と助言を仰ぐことにしました。そうして完成したのが以下のPT。
※努力値配分メモを紛失しました。
ハバタクカミ、ニョロトノでほろびのうたを打ち、ゴチルゼルの特性「かげふみ」で交代を許さず、そのまま耐えきって相手を負かすことを武器としたPT。その一方で、武器が通用しない相手にはイダイトウで潰す選択肢もある。
実際に決勝トーナメントで初戦で対戦した相手には、「特性を無効化」されいきなりやりたいことが出来なくなってしまいましたが、対策として考えていたことが機能しました。
準決勝で対戦した相手は、タケルライコ入りでした。タケルライコは強力ですがとにかく一直線で向かってくるタイプだから滅ぼすには容易い。サポート特化のポケモンもおり、これも滅ぼした。
決勝で対戦した相手は、さすがに決勝に進出するだけあってこちらの手の内がわかっていたような選出をされました。しかしとあるゴーストタイプのポケモンが早々にテラスタルで別タイプになったことからほろびのうたで詰めていき、勝利をたぐり寄せることができました。
チャンピオンになれてよかったです。俺一人ではチャンピオンにはなれなかった。ありがとうございました。ぬ